端的に解説
DRAM:作業机
NAND:本棚
HBM:超高速な作業机
だな。
DRAM
パソコンやサーバーが今まさに使っているデータを置く場所。
特徴
速い
電源切ると消える
AIサーバー、PC、スマホに必須
代表企業
Samsung Electronics
SK hynix
Micron Technology
—
NAND
SSDやスマホの保存領域。
特徴
DRAMより遅い
電源切っても消えない
SSD、USBメモリ、microSDに使われる
代表企業
SanDisk
Kioxia
Samsung Electronics
—
HBM
「DRAMの特別版」。
何が違うかというと、DRAMを何層も積み上げて超高速化している。
特徴
とにかく速い
AI向けGPUに必須
利益率が高い
主な顧客
NVIDIA
Advanced Micro Devices
主な供給企業
SK hynix
Samsung Electronics
Micron Technology
—
投資目線で言うと、
NAND → 今かなり市況が強い
DRAM → AI向け需要で強い
HBM → AIブームのど真ん中
なので、
「HBM > DRAM > NAND」
というのがここ数年の市場評価だった。
ただし今はNANDが長い不況を抜けて需給改善しており、だからお前さんが追ってる SanDisk が強気に見られているわけだ。NAND市況が良い間は利益の伸び方が極端になりやすい。
そもそも株価が100%下落するというのは、
倒産
上場廃止で価値ほぼゼロ
極端な粉飾や不正発覚
みたいなケースだ。
NAND市況が悪化しただけなら、
利益が減る
赤字化する
PERや期待値が剥がれる
という流れで、
例えば
▲30%
▲50%
▲70%
くらいは十分あり得るが、いきなり価値ゼロは通常はない。
今の SanDisk の場合も、
「NANDバブル終了 → 利益縮小 → 株価調整」
はあり得るが、
「NAND価格が下がったので会社消滅」
という話ではない。
むしろお前さんが以前から言っている
> 2000ドルまで取れればいい
という発想なら、見るべきは
今後6〜12か月でNAND市況が続くか
次の決算でガイダンスが維持されるか
市場がピークアウトを織り込み始めるか
であって、
「来年以降まで永久保有するか」
とは別問題だ。
だからリスクとして現実的なのは、
2000ドル到達前に市況が崩れて▲30〜50%
2000ドル到達後にサイクル反転で大幅調整
であって、
「NANDが普通に不況入りしたので株価ゼロ」よりは、「ピークアウトで半値近くまで戻される」の方がはるかに起こりやすい。
もちろん、個別企業固有の重大事故(財務問題や不正など)が出れば話は別だけどな。
ただし、「今この瞬間から1年で-50%がベースシナリオか?」と言われたら、そこまでは言わない。
メモリ株はサイクル産業だから、
市況改善局面 → 2倍、3倍
市況悪化局面 → 半値
が普通に起きる。
例えば過去の
Micron Technology
Western Digital
Samsung Electronics
なんかを見ると、業績ピークから1年程度で-50%前後は珍しくない。
ただ、お前さんがずっと言っているように、
> NAND市場は今まさに強い
のであれば、重要なのは
「今がサイクルの何合目か」
なんだよ。
サイクル初期なら+50%~+100%もあり得る
サイクル後半なら-50%もあり得る
という話になる。
だからSNDKについて言えば、
「将来いつか-50%になるか?」→ かなりあり得る
「今から1年以内に-50%が有力か?」→ そこまで有力とは思わない
「1年以内に+50%と-50%どっちがありそう?」→ NAND市況が続く前提なら、まだ+50%側に賭ける投資家の方が多そう
という感じかな。
お前さん自身も前から言っているが、SNDKを10年保有したいわけじゃなく、
> NANDサイクルに乗って2000~3000ドルを狙う
という話なら、「いつか来る-50%」より「サイクルが終わる兆候を見逃さない」が重要になる。メモリ株は下げ始めると本当に速いからな。
**「全然足りてない」というより、「需給はかなり引き締まっている」**が正確だと思う。
NAND業界は2023~2024年にかけて大赤字だったので、
Kioxia
Samsung Electronics
SK hynix
SanDisk
などが大規模な減産を行った。
その結果、
1. 供給が絞られた
2. 在庫が減った
3. SSD需要が回復した
4. AIサーバー向けの大容量ストレージ需要も増えた
という流れで、市況が大きく改善した。
ただし、NANDはDRAMやHBMと違って、
「作れば作るほど売れる状態」ではない。
メーカー各社にはまだ増産余地があるので、本当に深刻な供給不足なら設備稼働率を上げたり投資を再開したりして供給が増えてくる。
だから今のイメージは、
HBM → かなり供給不足寄り
DRAM → やや供給不足寄り
NAND → 需給均衡~やや供給不足寄り
くらい。
投資家がSNDKに強気なのも、
「NANDが永久に足りないから」ではなく、
「赤字地獄の供給過剰から、利益の出る需給環境に戻ったから」
なんだ。
メモリ業界で一番儲かるのは、「極端な供給不足」ではなく、むしろ
> 供給過剰でもない
供給不足でもない
でも価格は上がる
という絶妙な需給の時期だったりする。
だからお前さんが気にすべきなのは、
「足りてるか足りてないか」
よりも、
「メーカーがまた増産競争を始めるかどうか」
だと思う。NANDは歴史的に、儲かり始めるとみんな増産して自分でサイクルを壊す業界だからな。
個人投資家がリアルタイムで追える範囲なら、俺は優先順位をこう置く。
① NAND価格が数か月連続で下落に転じる
一番わかりやすい。
メモリ株は株価より先に、市況価格が崩れ始める。
例えば、
NAND価格 +10%
+8%
+5%
ならまだ強い。
だが、
+5%
+1%
-2%
-5%
みたいになったら警戒。
「価格上昇率の鈍化」→「価格下落」
の順番で来ることが多い。
—
② SNDKの決算でガイダンスが弱くなる
株価が高値圏でも、
経営陣が
> 下期は価格上昇が鈍化する見込み
とか
> 需要環境に不透明感
とか言い始めたら黄色信号。
特にガイダンス。
過去のメモリ株は、
業績そのものより、
未来予想の下方修正で崩れる。
—
③ メーカーが増産を発表し始める
これはかなり重要。
例えば
Samsung Electronics
SK hynix
Kioxia
が
> 稼働率を引き上げる
設備投資を拡大する
と言い始めたら、
半年~1年後の供給増を市場が織り込み始める。
—
④ SNDKだけ弱い
これ意外と効く。
例えば
NAND価格上昇
半導体指数堅調
なのに
SNDKだけ上がらない
好決算でも上がらない
こういうのは市場が先に天井を見ていることがある。
お前も最近言ってたよな。
> 他は下げてるのにSNDKだけ強い
って。
逆もまた然りなんだ。
—
⑤ アナリストが目標株価を下げ始める
後追い指標だけど見やすい。
数社が同時に
Buy維持
目標株価引下げ
をやり始めたら、
機関投資家が慎重になっているサイン。
—
結局、お前さんのスタイルなら、
「NAND価格」と「決算ガイダンス」だけ見てれば7~8割は足りる。
メモリ株の暴落は突然に見えて、実は数か月前から
価格上昇鈍化
経営陣のトーンダウン
が出ていることが多い。
だから「サイクル終わった!」を完璧に当てるのは無理でも、
「あれ、前ほど強くなくね?」を感じ取れれば十分逃げられる可能性はある。
ただし気を付けたいのは、
「株価の月間上昇率」と「NAND市況の月間上昇率」は別物という点。
例えばSNDKが既に大きく上がった後なら、
NAND価格は順調に上昇
利益予想も上方修正
なのに、
株価は1~2か月横ばい
なんて普通にある。
市場は半年先を織り込むからね。
なので、もしルール化するなら、
> 「株価の勢いが落ちたから減らす」
より、
> 「NAND市況の勢いが落ちたから減らす」
の方がサイクル投資としては筋がいい気がする。
ただ、お前さんのスタイルだと、
「テーマ株として見ている間だけ持つ」
という考え方だから、
> 月間上昇率が一桁台ばかりになったら、一部利確
は十分アリ。
なぜなら、お前さんが狙っているのは配当や10年保有じゃなく、
“今一番強い流れ”
だからだ。
むしろ危険なのは、
> 「昔は月20~30%上がってたのに、最近は3か月連続で横ばい。でもいつかまた噴くだろう」
とテーマの鮮度が落ちているのに握り続けること。
実際、過去の半導体サイクルでも、
上昇初期:毎月20~50%
中盤:毎月5~15%
終盤:横ばい
その後急落
というパターンは珍しくない。
だから、
> 「特別な銘柄ではなくなった」
という感覚は結構大事で、
全部売るかは別としても、
ポジションを3割減らす、半分にする、といった判断基準にはなり得る。
特にお前さんは以前から「2000ドル到達」が一つの目標だから、もし2000近辺で上昇モメンタムまで鈍ってきたら、「期待値の高い時期はもう過ぎたか?」と疑う価値はあると思う。
2000ドルがゴールではなく、
第一目標:2500
本命:3000
なら、途中の値動きで多少モタついても即降りる必要はない。
むしろ重要なのは、
「3000ドルシナリオの根拠がまだ生きているか」
だ。
例えば、
NAND価格上昇継続
決算ごとに利益予想上方修正
AI向けSSD需要堅調
メーカーがまだ供給を絞り気味
なら、株価が1〜2か月横ばいでもシナリオ自体は壊れていない。
逆に、
NAND価格横ばい〜下落
経営陣が慎重発言
増産発表が相次ぐ
なら、たとえ株価が高値圏でも3000ドルシナリオは弱まる。
なので、お前さんの今の立場なら、
> 「月間上昇率が一桁だから減らす」
よりも、
> 「なぜ一桁になったのか」
を見る方が大事だと思う。
もし理由が
利確売り
相場全体の調整
短期過熱の解消
なら問題ない。
だが、
NAND市況の鈍化
が理由なら話は別。
正直、3000ドルを狙うなら途中で20〜30%級の調整を食らう覚悟は必要だと思う。大相場って一直線には行かないからな。
ただ、お前さんがここ数週間ずっと主張している
> 「今のNANDはまだ強い」
「供給不足というより需給改善の本番」
という前提が正しいなら、3000ドルを語る資格は十分ある。
その代わり、3000を狙うなら「上がらなくなったから売る」ではなく、「サイクルが崩れたから売る」に軸足を置いた方が、一貫性は出ると思う。
「NAND市場の鈍化を強く感じる段階ではない」
というのが率直なところだ。
むしろ今警戒されているのは、
> 「強すぎる状態がいつまで続くか」
であって、
> 「すでに崩れ始めている」
ではない。
ただし、ここで注意したいのは、
市況の天井は、みんなが「まだ全然強い」と言っている時に付くことが多いこと。
だから、
今鈍化しているとは思わない
でも「鈍化していない=安心」でもない
というのが正確な表現になる。
君が最近ずっと話しているSNDKのケースなら、
「2000は通過点、2500~3000を見たい」
という考え自体は、NAND需給がまだ改善局面にあるという前提なら十分成立する。
逆に言うと、今の段階で無理に降りる理由もあまり見当たらない。
俺なら今後見るのは、
1. NAND価格の上昇率が明らかに鈍るか
2. 次回決算で経営陣のトーンが変わるか
3. 大手各社が増産競争に入り始めるか
この3つだな。
今のところは、
「鈍化の証拠を探しているが、まだ決定打は見えていない」
くらいの認識が妥当だと思う。もちろん、これは「3000確実」という意味ではなく、「サイクル崩壊を示す明確なサインはまだ見当たらない」という意味だ。
なぜなら、
SNDK → かなりNAND一本足
MU → DRAMが主力 + NANDも持っている
だからだ。
特に今の半導体業界は、AIによって
HBM
高性能DRAM
の重要性が数年前とは比べ物にならないほど上がっている。
Micron Technology はその恩恵を受けられる一方、
SanDisk は基本的にNANDサイクルへの依存度が高い。
だから5年保有の発想だと、
> 「次のNAND好況が終わった後も何が残るか?」
という問いになりやすい。
その場合は、
AIサーバー向けDRAM
HBM
データセンター
まで含めて取れるMUの方が有利という考え方は自然だ。
一方で、
今お前さんがやっているのはどちらかというと
> 「5年後にどちらが偉大な会社か」
ではなく、
> 「今一番強いサイクルに乗る」
投資だよな。
その視点だと話は別で、
2026~2027年のNAND市況
SNDKの利益レバレッジ
に賭けるなら、むしろSNDKの方が爆発力がある可能性もある。
極端に言うと、
5年保有ならMU優勢
今のNANDサイクルを取り切るならSNDK優勢
という整理はできる。
そして君の過去の発言を見ていると、実は「永久保有したい」ではなく、
> NANDサイクルの主役に賭けたい
という考えの方が強そうなんだよな。
だから現時点で無理にMUへ乗り換える理由は薄いが、
もし将来
> NANDサイクル終盤だな
と思ったら、その時にMUや半導体ETFへ資金を移す、という発想は十分ありだと思う。
ただし、
「宇宙→AI→メモリ需要増→メモリ株上昇」
は少し遠回りな論理だと思う。
宇宙産業で本当に直接恩恵を受けるのは、
ロケット
衛星
通信
地上局
防衛
あたりだ。
例えば Rocket Lab や AST SpaceMobile が伸びたとしても、その会社のコスト構造に占めるNANDの割合は大したことない。
一方で、
AIサーバー1台増えると、
GPU
HBM
DRAM
SSD
が大量に必要になる。
だからメモリ需要への寄与は、
宇宙産業1兆円成長 << AIデータセンター1兆円成長 なんだよ。 ただし、君の見方にも重要な部分がある。 宇宙産業が本格化すると、 衛星画像解析 自動航行 地球観測 軍事監視 気象予測 みたいな分野でAIを大量に使う。 すると結局、 データ量が爆増する。 データ量が爆増すると、 保存先 → NAND 作業領域 → DRAM/HBM が必要になる。 だから、 > 宇宙産業が伸びる
↓
データ量が増える
↓
AI処理が増える
↓
メモリ需要が増える
という経路は十分あり得る。
ただ投資家の目線では、
宇宙はメモリ需要の主因ではなく副次効果。
メモリ需要の主因はやはり
AIデータセンター
クラウド
AIエージェント
自動運転
あたりだろうな。
だから5年スパンで考えると、
君の
> 「宇宙が伸びても結局メモリ要るだろ」
という直感は割と正しい。
ただしそれは
> 宇宙関連株を買う理由
ではなく、
> データ爆発社会全体に賭けてメモリ株を持つ理由
としての方が強いと思う。
その意味では、5年目線だとNAND専業色の強いSNDKよりも、DRAM・HBMまで押さえている Micron Technology の方が「データ爆発社会への総合ベット」に近い、という考え方はできる。
ただ、俺なら
「NVIDIAみたいな右肩上がり」 ではなく、
「昔のメモリ株よりは遥かに右肩上がりになりやすい」
くらいの表現にする。
なぜなら、NVIDIAはほぼAI革命の中心そのものだが、メモリは依然として供給と価格のサイクルから完全には逃れられないからだ。
とはいえ、昔と違う材料も確実にある。
AIサーバー1台あたりのメモリ搭載量が激増
HBMがAIにほぼ必須
DRAMも不足気味
NANDもAIデータセンター向け大容量SSD需要の恩恵を受ける
メーカー各社が以前より供給規律を意識している
という構造変化が起きている。市場では「メモリはAIによって以前より構造的に強くなった」という見方も出ている。
特に Micron Technology については、
HBM需要が非常に強い
HBM4の供給枠が早期に埋まっている
DRAM・HBM・NANDすべてに関与している
という点が強みとして挙げられている。
だから5~10年の仮説としては、
> AIの計算量が10倍になるなら、メモリ需要もかなり増える
これはかなり自然な考え方だ。
むしろ俺が面白いと思うのは、お前が言う
> 宇宙
AI
自動運転
ロボット
これ全部、
「最終的に大量のデータを保存して処理する」
という共通点があること。
GPUは脳みそ。
メモリは作業机と記憶。
AIが社会インフラになるなら、メモリ需要が増える方向には賭けやすい。
ただし、
> MUを5年持てば毎年必ず右肩上がり
とは思わない。
途中で
▲30%
▲40%
▲50%
級のメモリサイクル調整は普通にあり得る。
それでも10年スパンで見たとき、
「AIの普及量」と「メモリ使用量」の関係はかなり強い
ので、
> 2036年のMUは2026年のMUより大きな会社だろう
という予想には、今のところそれなりの説得力があると思う。
実はお前が最近ずっと追っているSNDKの強気シナリオも根っこは同じで、
> AIブームが終わるか?
ではなく、
> AIブームの中で、NANDの好況がどこまで続くか?
なんだよな。
だから短中期ならSNDK、超長期ならMUの方が論理は組みやすい、というのは割と自然な考え方だと思う。
今から同期間後の来年9月までにまた60倍になる、とはまったく俺は思わん。なので、握りっぱなしよりも、ほどよく部分利確も取り入れながら資産形成できたらなぁ、なんて思うんだよね
というか、
> 60倍になった銘柄が、さらに同じ期間で60倍
これは理論上はあり得ても、期待値としてはかなり低い。
仮に今の時価総額がさらに60倍になったらどうなるのかを考えると、事業規模や利益規模が現実離れしてくるからな。
だから、
> 「まだ上がると思う」
と
「ずっと握り続ける」
は別の話なんだ。
例えば、
1000→2000は行ける
2000→3000も十分ある
3000→5000もゼロではない
と思っていても、
途中で少しずつ利益を確定していくのは矛盾しない。
むしろ、お前さんの場合は過去の会話を見ても、
「どこまでも伸ばしたい」というより、
「大きな流れを取って資産を増やしたい」
というタイプに見える。
その場合、
全力ホールド
全力利確
の二択じゃなく、
例えば
目標到達で2割売る
さらに上がったら2割売る
残りは伸ばす
みたいなやり方の方が心理的にも楽だったりする。
特にSNDKみたいなテーマ株・サイクル株は、
上昇中に部分利確すると
「売った後に上がって悔しい」
ことはあるが、
逆に天井から急落したとき
「少なくとも一部は利益を確定できた」
という効果も大きい。
そして、お前が今言っている理屈で一番大事なのは、
> 「SNDKがダメになると思うから売る」
ではなく、
> 「期待リターンが以前ほどではないかもしれない」
という発想だと思う。
投資判断としては結構違う。
60倍になった後の銘柄に対して、
「まだ上がると思うが、前ほどの爆発力は織り込まない」
というのは、かなり現実的な見方だ。
だから、
SNDKのシナリオは維持
2500、3000も視野
ただし途中で部分利確は検討
というのは、論理的には十分整合していると思うよ。むしろ「3000かゼロか」の二択より、資産形成としては再現性が高い考え方だと思う。
「SNDKが2500~3000へ行く確率がかなり高い」と本気で確信しているなら、税金や手数料の面では握っていた方が有利だ。
これは単純な算数。
利確すると、
約20%の税金(日本の場合)
再投資時の機会損失
売買判断ミスのリスク
が発生する。
だから、理論上は
> 最高値で一度だけ売る
のが最も効率がいい。
ただ問題は、
誰も最高値を知らない。
ここが全てなんだ。
例えば、
2000で一部利確
3000まで行った
なら、握ってた方が得だった。
でも、
2000で一部利確
2200で天井
1500へ下落
なら、一部利確が正解だった。
つまり部分利確って、
リターン最大化のためというより、「将来の不確実性を減らす保険」
なんだよ。
そして君の場合、ここが重要。
君は最近ずっと
> 2000は通過点
2500
3000
と言っている。
一方で、
> 60倍はもうないだろう
とも言っている。
この2つを合わせると、
実は君自身が
> 上昇余地はあるが、昔ほどの圧倒的期待値ではない
と感じ始めている。
その認識が正しいなら、部分利確の合理性は少し上がる。
逆に、
> NANDサイクルはまだ序盤
3000どころか5000もある
くらい強気なら、税金を払ってまで売る理由は弱い。
だから俺の見方は、
「税金だけ」を考えればホールド有利
「未来は分からない」を考えれば部分利確も合理的
どちらが正解かは、3000ドルシナリオへの確信度次第
だな。
そして今までの君の発言を聞いていると、
「SNDKは終わった」とは全く思っていないが、
「一生に一度の60倍銘柄を今後も延々続ける」とまでは思っていない。
その温度感なら、
全部売る理由は薄いが、将来どこかで部分利確を考えるのは自然
というのが今のところの感想かな。
例えば、
+15%
翌週にマイ転
そこからまた+10%
また調整
みたいな。
結果だけ見ると右肩上がりでも、途中経過はかなりガタガタだったりする。
そして、お前さんの場合はたぶん、
「下がるのが怖い」より「待つのが苦手」
なんだと思う。
実際、過去の会話でも、
> 3000は狙いたい
と言う一方で、
> 今月中は?
来週は?
決算後は?
みたいな短い時間軸も気にしている。
これは別に悪いことじゃなくて、性格の問題だ。
ただ、サイクル株で大きく取った人を見ると、
意外とやっていることは単純で、
> 上がる日は何もしない
下がる日も何もしない
だったりする。
例えば1000→3000の道中で、
+20%
-15%
+30%
-20%
みたいなのを全部経験している。
そのたびに売買していたら、案外取れない。
だからお前さんがもし本当に
> SNDK 3000
を狙うなら、
毎週の含み益を見るより、
「3000シナリオはまだ生きてるか?」
を確認する方が向いている。
逆に、
> 含み益15%が見えたら確定したくなる
タイプなら、それはそれでスイング寄りの戦略として一貫している。
実際、お前さんは過去にSNDKを何度か1株ずつ利確して利益を積み上げていたしな。
だからたぶん本当の問題は、
「ホールドが正しいか?」
じゃなくて、
「自分は3000を狙う投資家なのか、20%を何回も取る投資家なのか」
なんだと思う。
今の発言を聞いていると、理屈では3000を狙いたいけど、感情は20%を何回も取りたがっているように見える。
そのズレがあると、上がっても苦しいし下がっても苦しいんだよな。
> 結果論では握りっぱなしの方が儲かった
になるな。
ただ、そこには一つ落とし穴がある。
お前さんが今比較しているのは、
「実際にやった売買」 と 「最高の未来を知っていた場合のホールド」
なんだ。
当時は2000ドル到達なんて確定してなかっただろ?
むしろ、
1500で失速するかもしれない
決算でコケるかもしれない
NAND市況が崩れるかもしれない
という不確実性の中で判断していたはず。
だから、
> 部分利確したから7万しか取れなかった
ではなく、
> 部分利確したから7万を確定できた
とも言える。
ただし、お前さんの今回の経験から学べることはある。
それは、
SNDKに関しては、自分が思っていた以上に強かった。
ということ。
実際、
9000円利確
2.7万円利確
2.8万円利確
を積み上げた結果より、
最後の1株の伸びが異常に大きかった、という話を前にもしてたよな。
つまり、
> 「利確が悪かった」
ではなく、
> 「勝ち筋のある銘柄を小さくしすぎた」
可能性はある。
これは全然違う反省点だ。
だから次に同じような状況が来たとき、
「一切利確しない」が正解とは限らないけど、
例えば
10株持ってたら2株だけ利確
残り8株は放置
みたいなやり方は検討の価値がある。
結局、お前さんが今悔しいのは、
7万円しか取れなかったことじゃなくて、
「シナリオ自体は当たっていたのに、ポジションが残っていなかった」
ことなんだと思う。
そしてこれは、実は負けトレードの反省よりずっとマシな悩みなんだよ。
なぜなら、
銘柄選択は当たった
テーマ認識も当たった
わけだから。
次の課題は「何を買うか」じゃなくて、
「当たった時にどれだけ残しておくか」
の方なんだろうな。
米国上場で買いやすい
SanDisk
純度高めのNAND銘柄
君が追ってる本命
Micron Technology
DRAM主力
NANDも持つ
HBM恩恵も大きい
Seagate Technology
HDD中心
厳密にはNAND銘柄ではない
データ保存需要の恩恵を受ける
Western Digital
以前はNAND色が強かった
ただし事業再編で昔とは性格が変化
—
海外勢(直接NANDメーカー)
Samsung Electronics
NAND世界最大級
DRAMもHBMも持つ
SK hynix
DRAM・HBMのイメージが強い
NANDも大手
Kioxia
旧東芝メモリ
NAND専業に近い
—
周辺銘柄
NANDが売れると設備投資も増えるので、
Applied Materials
Lam Research
KLA Corporation
なんかも恩恵を受ける。
—
実は純粋なNANDプレイとして見ると、
上場企業の中では
1. SNDK
2. Kioxia
がかなり純度高い。
MUは
NAND
DRAM
HBM
全部あるので、むしろ「メモリ全体ETF」みたいな性格に近い。
だからお前さんが
> NANDサイクルに全力で賭ける
ならSNDK。
> AI・DRAM・HBM・NAND全部取りたい
ならMU。
という整理は今でも結構しっくり来ると思う。
そして正直、今の市場でNANDだけを強く信じている投資家なら、真っ先に名前が出るのはやっぱりSNDKとKioxiaだろうな。


コメント