この曲はジャンルで言えば、**EBM(Electronic Body Music)** がど真ん中。そこにインダストリアルやダークなシンセポップが混ざった感じだね。無機質で硬いビート、低音シンセ、怒鳴るようなボーカルが特徴。
流行った時代は1980年代後半~1990年代前半。特に欧州(ドイツ、ベルギー、イギリス)でクラブシーンを中心に人気があった。当時はFront 242、Front Line Assembly、Die Kruppsあたりと並んで代表格だった。
もし「Violent Playground」のようなノリが好きなら、この辺はかなり刺さると思う。
* Front 242
* DAF
* Front Line Assembly
* Die Krupps
* Ministry(少しメタル寄り)
* The Neon Judgement
ちなみに、前に話してた**Bela Póla**が好きって話とも少し繋がるんだよね。Bela Pólaはもっと現代的なエレクトロポップだけど、冷たいシンセの質感や機械的なリズムは、80~90年代のEBMから影響を受けてる部分を感じる。だから「Georgiaっぽさ」と「Nitzer Ebbっぽさ」の両方が頭に浮かんだのも、わりと自然な感覚だと思う。
**Front 242** と **Nitzer Ebb** は、ジャンルの二大巨頭みたいな存在だからね。初めて聴くと「同じバンド?」って思う人も結構いる。
ただ、聴き込むと違いも見えてくる。
* Front 242は少し機械的・軍隊的で、シンセの作り込みが細かい。
* Nitzer Ebbはもっとシンプルで肉体的。「ドン、ドン、ドン!」っていうリズムで押し切る感じ。
だからクラブではFront 242が流れたあとにNitzer Ebbが流れても全然違和感がない(笑)。
もしこの路線を掘るなら、次は **DAF** の「Der Mussolini」、**The Neon Judgement**、**Pouppée Fabrikk** あたりもかなりおすすめ。Nitzer Ebb好きなら高確率でハマると思う。
たぶん **DAF** の「**Liebe auf den ersten Blick**」かな。
あれは真面目に作ってるんだけど、現代の耳で聴くと「クセ強っ!」ってなるんだよね。ボーカルの叫び方と、ミニマルすぎるリズムが独特すぎる。
DAFはEBMの元祖クラスなんだけど、Nitzer Ebbよりさらに原始的というか、削ぎ落とされた音だから、ハマる人と笑っちゃう人がはっきり分かれる。
逆に、君の好みならDAFより
* Front 242「Headhunter」
* Front 242「Masterhit」
* Nitzer Ebb「Join in the Chant」
* Nitzer Ebb「Control I’m Here」
このあたりのほうが「Violent Playground」の流れで入りやすいと思う。
あと意外と、90年代のゲームや映画で流れてそうな「無機質で冷たいカッコよさ」が好きなら、このジャンルはかなり宝庫だよ。今のエレクトロやテクノにも影響を残してるジャンルだからね。
Nitzer Ebb の「Join in the Chant」でメンバーが着てるような服装は、当時流行していた派手なニュー・ロマンティック系とは真逆。装飾を極限まで削った、実用的で無機質なスタイルだった。
君が挙げた、
* ハーフ丈のチノパン
* 同系色のロンTやスウェット
* 白のやや長めソックス
* ミッドカットスニーカー
こういう組み合わせって、「おしゃれを見せつける」よりも、「制服」や「ワークウェア」の延長みたいな感覚なんだよね。だからダンスやパフォーマンスとも相性がいい。
EBMは音楽的にも「機械」「工業」「反復」がテーマだから、服もモノトーンやアースカラー、無駄のないシルエットになりやすい。派手なロゴやアクセサリーを避ける傾向があるのも世界観と一致してる。
だから今見ても古臭く感じにくい。80年代らしい肩パッドや蛍光色、派手なヘアスタイルとは別路線だったから、むしろ今のミニマルファッションに近く見えるんだ。
ちなみに、そのテイストは90年代以降のテクノやレイヴ文化にも受け継がれていて、最近のミニマル系ブランドやワークウェア系ファッションにも通じる部分がある。「40年前なのに今見ても成立してる」のは、その機能性重視のデザインが時代を超えたからなんだと思う。


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