2015年10月2日放送のバイキングの人気コーナーひるたつで、
『体に良い&体に悪い天国の食べ合わせ、地獄の食べ合わせ』
というものが紹介されていました。
参考:2016年1月29日放送の白澤卓二先生の風邪予防などの天国の食べ合わせ記事
天国の食べ合わせと地獄の食べ合わせを紹介してくださったのは、日本ファンクショナルダイエット協会の理事長、白澤卓二先生です!
白澤卓二先生は書籍も数多く出版しており、食べ合わせの書籍においてはなんと20万部のベストセラーなのだそうです!
…存じ上げませんでした(m´・ω・`)m
Amazonでも取り扱い⇒新版 食べ合わせの天国と地獄-最新常識はこれだ-
栄養学的に避けたい食べ合わせ、または栄養吸収に相乗効果が期待できるので積極的に取り入れたいような食べ合わせ、また、発がん性なども考えられるような食べ合わせなど、実に様々なものがあるようで、白澤卓二先生は徹底研究をしておられるそうです。
ひるたつに登場した天国の食べ合わせと地獄の食べ合わせをまとめていきますφ(..)
相性のいい天国の食べ合わせ
せっかくなので、ポジティブに良いものから順にまとめていきます。
うなぎと梅干しの食べ合わせ
昔から良くない食べ合わせとされている代表格とも言えそうなうなぎ×梅干しの食べ合わせ。
実は、これはむしろ相性の良い食べ合わせなのだそうです!
うなぎは夏の体力回復に食べる食材です、脂分やタンパク質が最適化されているそうです。
そして梅干しはクエン酸が豊富であり、代謝を促進するはたらきがあります。
うなぎのビタミン類と梅干しのクエン酸で疲労回復効果が抜群!ということのようです。
お豆腐とワカメのお味噌汁が天国の組み合わせ!
後ほど、地獄の組み合わせのお味噌汁も登場しますが…
ひとまず、お豆腐とワカメは天国の組み合わせなのだそうです!
お豆腐の中にはイソフラボンという成分が含まれます。
イソフラボンは脳にもよく、また美肌効果もありますね♪
ワカメにはコレステロールを下げる役割を果たす物質が含まれており、豆腐との相性はバッチリなのだそうです(o・ω・o)
卵とモヤシ(疲労回復効果の食べ合わせ)
疲労回復に効く素晴らしい食べ合わせだそうです!
疲れている時=細胞の中の代謝が完全にダウンしている時です。
その時に最も効くのがアミノ酸(ビタミンB1)、卵の中には理想的なアミノ酸が豊富です。
さらにモヤシのなかにはアミノ酸が少しつながったペプチドという成分が豊富なのだそうで、これはモヤシが発芽をする時に必要な成分なのだそうです。
このペプチドは、代謝回復の時に活性化をしてくれる物質なので、卵と一緒に食べ合わせると良いのだそうです…ダメだ難しいorz
栄養そのものは卵であり、それを活性化するのがモヤシ、と覚えると良さそうです。
疲労回復には他には豚肉とタマネギ、グレープフルーツと紅茶、これらも天国の食べ合わせなのだそうです。
グレープフルーツにはクエン酸が豊富に含まれています。
クエン酸は代謝が落ちてしまった細胞に即効的に効くそうです。
レモンでも良いのですが、グレープフルーツが圧倒的にクエン酸豊富なのだそうです!
タマネギとタコ(コリ解消)
コリ=末梢循環不全なので、小さな血管の血流が悪い時に起こります。
そこでこの食べ合わせ、タマネギには血液をサラサラ効果がありますし、タコに含まれるタウリンには血圧を下げ末梢循環を良くする効果があります。
血液がドロドロだとタウリンで末梢循環がよくなっても血液がいまいち入っていきません、なので、サラサラにしておきたいわけですね!
ですので、血液をサラサラに保ち、末梢循環も良くしたい、というのが理想的なようで、このタマネギとタコの組み合わせは最強ということでした。
カルパッチョ食いたい(´・ω・`)
タマネギは加熱しても十分に血液サラサラ効果があるそうです、ちょっと安心ですよね♪
卵と納豆(むくみ解消)
女性に嬉しい食べ合わせという感じでしょうか。
むくんでいる時というのは腎臓(じんぞう)の機能がダウンしてきている時であり、腎臓の機能を良くする食べ合わせを取り入れたいものです。
腎臓は利尿作用と解毒作用を担います。
卵の卵白(白身)には卵白アルブミンという成分には解毒作用があるのだそうです、白身すげえ!と思いました…。
納豆はカリウムが豊富でナトリウムが少ない食材。
ナトリウムが多すぎると腎臓機能に悪影響を及ぼしますが、カリウムが多いという事はナトリウムをどんどん捨てていく作用があるそうです。
解毒作用と利尿作用をこの食べ合わせで良くし、むくみを良くする効果が期待できるそうです。
納豆に生卵をかける食べ方でも良いそうです、白身もちゃんと混ぜましょうね!
他にもむくみ解消食べ合わせとして、ワカメとキュウリ、豚肉とゴーヤなども良いそうです。
ウリ科の野菜=利尿作用があります、メロンもスイカもそうです!
コーヒーとナッツ(脂肪燃焼に効くダイエット食べ合わせ)
ナッツがコーヒーの脂肪分解酵素(リパーゼ)を高めるので、脂肪燃焼効果が期待できるそうです!
リパーゼが働かないと絶対に痩せないそうです。
リパーゼをよく働かせるためにはコーヒーの中にありますが、その反応はアルギニンというアミノ酸が必要なのだそうです。
アルギニンも必要なので、ナッツ類も食え!ということのようです。
1日のナッツ摂取量は28g、と白澤卓二先生は推奨しているそうです。
アーモンドの場合は28粒、といった感じだそうです。
梅干しと焼酎(肥満防止)
これは坂上忍さんも大喜び!
脂肪を吸収する梅干しと糖や脂肪が少ない焼酎は最適!
梅干しのクエン酸が脂肪の吸収と分解を促進します、梅干しって素敵ですね(o・ω・o)
番組終了が迫ってゴチャゴチャっとして白澤卓二先生の声がかき消され気味でしたが、梅干しじゃなくてもグレープフルーツにも上述の通りクエン酸豊富ですので、焼酎のお供に良いのではないでしょうか…グレープフルーツサワーとか美味しいし…
相性のわるい食べ合わせ
こちらも覚えておきたいものですし、できれば避けたいですよね(´・ω・`)
忘れてはならないのは、ひとつひとつの食材は素敵な食材だということですよね…あくまで、食べ合わせに注意!ということです。
シラスと大根の食べ合わせ
シラスには必須アミノ酸であるリジンが多く含まれています。
大根と同時に食べると、このリジンの吸収を妨げてしまう物質が含まれているため、地獄の食べ合わせということだそうです!
サンマと漬け物の食べ合わせ
発がん性物質ができるかもしれない!ということなのです、恐ろしいですよね…
定食屋さんの定番なのですが、良くないとの事なのです。
サンマを加熱するとジメチルアミンという化学物質ができます。
このジメチルアミン、漬け物の中に含まれる亜硝酸塩と一緒になることで、ニトロソアミンという発がん性物質になる可能性がある、という事だそうです…
あくまで、可能性とおっしゃっていました。
なるべく避けたほうが良いと白澤卓二先生がおっしゃいました。
ワカメとネギ
こちらもお味噌の大定番なんですけどね…ショック!
ワカメには豊富なカルシウムが含まれています。
しかし、ネギに含まれる硫化アリルという物質がカルシウムの吸収を抑制してしまうのだそうです!
害はないものの、もったいない組み合わせってところなのでしょうね(´・ω・`)
長ネギが出てきていましたが、タマネギにも硫化アリルは含まれるので、やはりカルシウムの吸収を妨げてしまうのだそうです。
ワカメとネギの組み合わせでも大丈夫にする方法もある
ビタミンDが含まれる小魚を一緒に摂ると良い!とのことです!
カルシウムの吸収が硫化アリルによって抑制されても、小魚やシラスなどを入れる事で抑制された部分を補うかのように促進してくれるので、ワカメのカルシウム成分も吸収できる、ということだそうですよ(o・ω・o)
トマトとキュウリ
こちらはサラダの定番じゃないか!と思いますよね…
トマトにはビタミンCが豊富です。
しかし、キュウリにはアスコルビナーゼという酵素が含まれており、ビタミンCを壊してしまう働きがあるのだそうです。
対策もある!
ビタミンCの別名はアスコルビン酸。
これを壊すのがアスコルビナーゼという酵素。
アスコルビナーゼのphを下げる事で、効かなくなるのだそうです。
難しいですね!けど、やり方があります。
ビネガーが含まれるドレッシングやマヨネーズなどでアスコルビナーゼのphを下げ、ビタミンCを破壊できないようにしてやりましょう( ・`ω・´)b
疲れた!
白澤卓二の本がほしい…あまり気にしすぎるとキリがなく、ちょっと気を病んでしまいそうでもありますが、楽しかったです。
【白澤先生が登場した関連リンク】




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