2023年、正確には2022年12月1日にOPENAI社からリリースされた『ChatGPT』
もうこれ、2023年の新語流行語大賞でいいんじゃね?ってくらい話題性が充分すぎるし、今後の世界を変えることになるかもしれない革命の一端を担っている感すらあるわけです。
ユーザーがどれくらいいるのか定かではありませんが、「チャットGPTってなに?」と思っている人や、「ChatGPTやりたいけど、精度はどんくらいなんだろう」とか、そもそも電話番号の入力をすることに抵抗があって、実際にはChatGPTをいじってはおらず、だけど、SNSなどで張り出されているChatGPTのスクショなどを気になってよく見る人などに向けて記事を書こうと思います。
今回のテーマは『回文』です。果たして、AIのChatGPTくんは、回文を作ってくれるのか、検証してみました(まぁもうこちらの記事タイトルがすべての答えではありますが。。)
ChatGPTに回文の作成を依頼した結果がひどい精度だった
一部加筆修正しつつ、やりとりの様子をテキストで紹介してみます、ちょっと通信アプリのチャット風デザインでお送りすることとします。


- 回文なら文回。
 - 天狗漏くごく忙天。
 - さるかにんかさ。
 - かよわよか。
 - やまだかつはだかまだや。
 - いくら食べても腹くくれきらずくくく。
 - はるかかるたまかるかるかかるたまはるか。
 - たけだけたかだけたけた。
 - きくのきかきぬくきくのききく。
 - ゆめゆめめゆめ。
 
回文なら文回、これで一見ドキッとしました。マジか!と・・・いやしかし、意味を成さないし、回文になっていないではないか・・・続く2~10も、それはそれはひどいものです。5に至ってはやまだかつてないテレビを彷彿とさせています。


- いつか、醤油煮しめられた、かんしゃくな雑煮つくろう。
 - お宮参り、りんごかりんご参り宮お。
 - 山田さんの鼻はだんだん伸びてなさや。
 - かくれんぼしても見つけられない、おばけたち。
 - しまうま、ふくろう、うさぎ、がんばるぞい。
 - れいわ新選組はむらさきあざが美しい。
 - きれいな浜辺で、海老を釣ってきれいなきれい。
 - しましまのしまじろう、しまじろうのしましま。
 - 天下一品のラーメン、天下壱品のラーメンかたくなに信じる。
 - くじらの歌声は、海に響き渡る響きに渡る歌声。
 
AIは学習機能があるというのが基本だと信じているので、誤りがあるときには「学習して」と付けるようにしています(意味があるのかどうかは不明)。叱咤激励のつもりでしたが、まるで学習している様子はなく、またしてもひどい結果に。。8のしまじろうに関してはダジャレを言いたかったのだろうか・・・?

たとえば、『竹藪焼けた』などがありますよ。学習してくださいね。

- たけやぶやけたやぶけやけたけた
 - あきあききあききあきあき
 - ろじくじくろくじくじろ
 - あやかしはしやかやしはやかや
 - かくれんぼぼくれかくくれんぼ
 - しゅくだいだいくしゅくくだい
 - やまだまだやまだまだ
 - くるまがまがるまがるくるま
 - はるかふかるかはるか
 - ゆきやまやまゆきまやき
 
- たけやぶやけたかべやぶやけたけた
 - いぬかねがねかぬいきぬかねがねかぬい
 - たけだけかけだけたけだけかけだけた
 - きくやくやくきくやくやくきくやくやく
 - とらがきたらたきがらと
 - かきくけこおこけくきか
 - よるともやともるよ
 - あいいろいろいいあ
 - きのうあささあのいくにいくなあ
 - ねこはたまにはたまげるけどあげまんたまげないこともあるよ
 
まぁ今にして思えば、僕の回文の定義もおかしな感じでお恥ずかしいのですが、、
それは置いておくとして、1でいきなり「たけやぶやけた」をさらっとパクられて吹き出しました。しかも余計なものを付け加えて、回文ではない形に仕上げるという始末。
後半は回文になってはいるものもありますが、文章としての意味を成さないのでダメですね・・・7でまた「やまだ」が登場しているのも謎だし、10には「あげまん」って出てきてるし。。


はい、”しんぶんし”を逆さまにしても、”しんぶんし”と同じ読みになりますね。回文の特徴ですね。
「やかましいわw」とツッコみたくなる気持ちを抑え、続けました、


回文
針穴
どうしたどうした…もはやホラーですね、、回文ってなんやねん。。


語気を強めてみました、ありがたがられました。


きたきつねに至ってはまず4文字ではない…あぁ失望だ。あけおめはちょっと笑う。たままたは力技が過ぎるw


ヒツヒツw
ちょっとキツツキに引っ張れれてる感が…いやーおもしろいねGPTくんってば。。


なんだか知りませんがドヤ顔で論破しに来ましたよ。。


なんということでしょう、塩対応です。


だいぶ理解してきたように感じます。なんとなく上から目線なのが気になるところではありますが…
ここいらで意を決し、改めて回文を作ってもらうことにしました。


- いた!猫がにゃーと鳴いた。
 - たけやぶやけた。 (竹薮焼けた)
 - とらややとら。 (虎屋屋虎)
 
だから竹藪焼けたをパクんなってwwwwwwww
3も()付けて「こういう意味ですよ」感出して来たけど、回文になってないし、なってたとしても意味をなさない文章じゃあないか…
Twitter上でやはりChatGPTに回文を作らせてみたユーザーはたくさんいました(考えることは皆同じってやつか…)。成功例がなかなか見当たりません。今後の課題ってところなのでしょうかね。。
最後に、失望の念をGPTくんにぶつけてみました。


…
おい……なんだよ…
罪悪感でいっぱいになりました。
「正確さや精度は高いものの」って鼻につくけどなww
というわけで、皆様も素敵なChatGPTライフをお送りくださいね(^o^)
回文を作れないChatGPTに後日叱咤激励
1週間も経過せぬうちに、ChatGPTくんに再度、回文に関する質問をぶつけつつ、説教してみました。
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 Buzzくん 
回文を作ってください、っていう質問はしばしば受けている?
 
GPTくん 
はい、よく受ける質問の一つです。
 
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川柳や俳句、ダジャレや回文などを注文するユーザーは多そうです、考えることは皆一緒。
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 Buzzくん 
それで、感謝されたことはある?
 
GPTくん 
はい、回文を作るのに苦労している人から感謝の言葉をいただくことがあります。特に、自分で考えた回文を見てもらって評価してもらえると、嬉しいという人が多いようです。回文は言葉遊びの一種で、楽しみ方は人それぞれですね。
 
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なるほど、回文を作って、その出来具合をGPTくんに評価してもらうという使い方もあるんですね。それはちょっと真似したくなります。
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 Buzzくん 
ChatGPTは回文を作れない、という意見を良くSNS上などで目にするのですが。
 
GPTくん 
私が作成する文章は、与えられた文脈や情報に基づいて論理的な意味を持つように生成されます。そのため、回文を作成するための特別な機能はありません。ただし、与えられた語句や文の構成に対して柔軟な応答を行うことができますので、回文に関するお問い合わせにも対応可能です。
 
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出ました、お得意の上から目線(は言い過ぎかも)。ここからは、意地悪に悪態をつく感じに説教モードに突入してみました。
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 Buzzくん 
いや、対応できてないから使えないっていう酷評が多いよ。
 
GPTくん 
それは残念ですね。ChatGPTは自然言語処理によって生成された回文を作成することができますが、完璧な回文を作成することはできない場合があります。また、ユーザーの入力に対して正しく反応できていない場合があるかもしれません。しかし、常に改善に努め、ユーザーにより良いサービスを提供できるよう努めています。
 
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作成することができます、にイラッとした体で(実際は来てませんが)、続けて悪態をつくことに。
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 Buzzくん 
どうして現状では回文は作れません、今後改善に努めます、と言えない?
 
GPTくん 
申し訳ありませんが、私が作成する文章はプログラミングによって自動生成されるため、回文を作ることはできません。私は大量のテキストデータを学習していますが、回文を生成するための特別なルールを持っていません。今後、私の開発者たちは新しい技術や機能を開発することで、より多様な種類の文章を生成できるように努めています。
 
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あれ、、作ることはできないだと…!?
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 Buzzくん 
作成することができると言ってみたり、作ることはできません、と言ってみたり、二転三転しすぎでまったくアレにならないAIですね。
 
GPTくん 
おっしゃる通りです。申し訳ありませんが、現状の私の機能では回文を作成することはできません。今後の改善に向けて努めてまいります。
 
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す、すなお…。
せっかくなので、竹藪焼けたを言わせたくて、こんな質問を。
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 Buzzくん 
私が以前、あなたに教えた回文をすべて列挙してみて。
 
GPTくん 
こちらになります。
 
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覚えてないじゃないかw
そして、まるで成長していない…
回文を起用に作ることができる日まで、ちょくちょくGPTくんには回文に関する質問をぶつけてみようかなと思うばかりです(´・_・`)



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